【WordPress】2018年版 管理画面以外から投稿する2つの方法 | WP-CLI 編

ブラウザ管理画面を使わずにWordPressサイトに投稿、固定ページの追加、メディアの追加、プラグインのアップデート等をする方法を再研究してみました。

このコラムで紹介する方法により以下のようなことがブラウザなしで可能になります。

  • 複数あるWordPressサイトの一括管理(一括アップデートなど)
  • コンテンツ更新(投稿、固定ページ、メディア等の追加・変更・削除)
  • WordPressの管理、更新の自動化
  • WordPress外のシステムとの自動連携

古い記事では試行錯誤による独自手法を紹介していることがありますが、現在ではブラウザ管理画面を使わずにWordPressを管理する方法が十分に確立されています。余程の理由がない限り、独自カスタマイズは避けましょう。

 

WP-CLI と WP REST API の2つの方法

ブラウザ管理画面を使わずにWordPressサイトの管理やコンテンツ更新をするには WP-CLIWP REST API の2つの手段があります。

結論から言うとWP-CLIの方が遥かに多機能な上に操作が簡単です。WP-CLI が使用できる環境なら WP REST API を使う理由はあまりないでしょう。

このコラムでは WP-CLI についてみていきます。WP REST API については【WordPress】2018年版 管理画面以外から投稿する2つの方法 | WP REST API 編を参照ください。

 

WP-CLI とは?

WP-CLI は WordPress を管理するためのコマンドラインインターフェースです。 プラグインのアップデートやマルチサイトのセットアップなどの多くのことをブラウザ無しで行うことができます。
http://wp-cli.org/ja/ より引用

WordPressサイトは通常ブラウザから管理画面にログインして投稿や管理を行いますが、WP-CLIはそれらをコマンドラインのみで実行できるツールです。

実際に試してみるとわかりますが「ちょっと便利なツール」どころではありません。ブラウザ管理画面からできることの多くをコマンドラインで完結できてしまう驚異的なツールです。

 

ほぼ公式ツール

WP-CLI はあやしげなサードパーティー製プロダクトではありません。「WordPressの生みの親」マット・マレンウェッグ氏(CEO)が創業し、WordPress.comの運営やJetpack・Akismet等のプラグイン開発元として有名な Automattic社のサポートを受けて開発・メンテナンスされています。ほぼ公式ツールという位置付けでしょう。

 

PHPは不要!

WordPress 関連ツールなので PHP が必須と思いきや、WP-CLI は PHP が書けなくても、わずか1行のコマンドだけで大抵のことができてしまいます。

たとえばプラグインを一括更新(最新化)したければ

このようにわずか1行のコマンドで完了します!

 

共有サーバでも使用可能

下記のようなキーワードでGoogle検索すればわかりますが、WP-CLIは共有サーバでも使用できます。

  • さくらレンタルサーバ WP-CLI
  • ロリポップ WP-CLI
  • heteml WP-CLI

もちろん VPS / クラウド(AWS) / 専用サーバで使用できることは言うまでありません。

 

WP-CLI で何ができる?

WP-CLI では以下のようなことができます。

  • WordPress本体のインストール
  • プラグインのインストール・アップデート
  • 投稿記事の追加・変更・削除
  • 固定ページの追加・変更・削除
  • カテゴリーやタグの追加・変更・削除
  • コメントの管理
  • ユーザー、テーマ、メニュー、ウィジェット等の管理
  • DBデータの一括置換(文字列置換)
  • アップロード画像の一括サイズ変更
  • WXRによるコンテンツのインポート・エクスポート

このような「よくやること・やりたいこと」は大抵できてしまいます。PHPスクリプトを書く必要すらありません。

上記以外にも多くの機能がありますので、WP-CLIの全機能については公式ドキュメントを参照ください。

 

インストール方法

wp-cli.pharをダウンロードしてパスを通すだけです。UNIX系OSなら下記のわずか3コマンドでインストールできます。

インストールについての詳細は公式ドキュメントを参照ください。

 

使い方・サンプル

コマンドラインツールなので決められたコマンドを打つだけです。

まず cdコマンドでWPのインストールさているディレクトリ(wp-config.phpのあるディレクトリ)に移動します(忘れずに!)。あとは下記のように目的のコマンドを打つだけです。

 

どのようなコマンドがあるかは WP-CLI Commands で確認できます。

 

ローカルからリモートサーバの操作も可能

WP-CLI コマンド引数 –ssh を使用すれば、SSH接続により手元のPC(ローカル環境)からリモートサーバのWordPressを操作することもできます。コマンド引数 –ssh については下記ページに詳細仕様が記されているので参照ください。
https://make.wordpress.org/cli/handbook/config/

 

最後に注意事項

ここまで読んでしまった方は、今すぐWP-CLIを試したくてウズウズしていることでしょう。

しかし、1点だけ気をつけてください!

WP-CLIは「何でもできてしまう最強ツール」なので、公開中のWordPressサイトでいきなり試すと、ミスをしたときに取り返しのつかない事態になりかねません。

ローカル環境やテスト用WordPressサイトで十分なトレーニングを積み、本番環境を操作する際にはバックアップもお忘れなく!

以上、【WordPress】2018年版 管理画面以外から投稿する2つの方法 | WP-CLI 編でした。この記事が役に立ったら是非シェアください!

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